ネイルトラブル~感染症にも注意!よくある爪の病気

ネイルケア

爪とその周囲の皮膚に起こる様々な病気

誤ったネイルケアや外傷による感染など、爪やその周囲の皮膚に起きる様々な病気があり、専門医による治療が必要な場合もあります。

爪はカルシウムでできている訳でなく、骨の一部でもなく、皮膚の角質化によってできる皮膚の一部!爪の主成分は「ケラチン」です。
日頃からネイルケアとともに素敵なネイルを楽しむ為にも、何かしらの症状が現れた場合は放置したり自己判断せず早めに専門医に相談し適切な治療を受けて下さい。

 

爪の病気の一例

名称 主な症状と原因
ブルーズドネイル(爪下出血) 損傷によって豆状の血腫爪下に出血し黒くなる。
赤・黒褐色に変色。
原因:爪の下部分(ネイルベット)の損傷など
エッグシェルネイル(卵殻爪) 爪が薄く白くなり湾曲する。
原因:誤ったダイエットや内臓疾患など
ハングネイル(ささくれ) 爪周囲の皮膚が荒れる。
一般に「ささくれ」と言われる症状。
原因:爪のまわりの皮膚の乾燥
イングローンネイル
(陥入爪)
周囲の皮膚に爪がくい込み炎症する。
一般に「深爪」と言われる症状。
原因:ネイルカットや靴による圧迫など
ネイルバイティング(咬爪症) 爪に細かい溝ができる。
原因:爪を噛む習慣がある人に起こる
スプリットネイル(爪縦裂症) 爪に何本もの筋が入り割れる。
原因:指の損傷やポリッシュリムーバーの使い過ぎなど
グリーンネイル(爪のカビ) 爪が緑色になる。
原因:二次的にカビが感染するなど
オニキア(爪炎) 爪の根元部分(ネイルベース)に炎症が起きる。
原因:カンジダ菌の感染など
オニコマイコーシス
(爪真菌症)
爪が剥離したり黄白色に変色したりさまざま。
原因:白癬菌の侵入など
ネイルセパレーション
(爪甲剥離症)
爪が爪の下部分(ネイルベット)から離れる状態。
黄白色に変色。
原因:内臓疾患、外傷、感染など
オニコプトーシス
(爪脱落症)
爪が剥がれ落ちる。
原因:外傷や処方薬、梅毒の感染など
パロニキア(爪周囲炎) 赤く腫れあがる。
原因:荒れた皮膚(外傷)から黄色ブドウ球菌侵入など

 

掲載内容は爪トラブルの一例を示すものであり掲載内容を参考に自己判断などは絶対にしないで下さい。参考にした結果のトラブル、症状の悪化などが起きましても責任等は一切負いません。又、名称が異なる場合があります。
主な症状は実際には個人差がある場合や上記以外に様々な症状がでる場合もあります。
何かしらのネイルトラブル症状が起きた場合には、必ず早めに専門医に相談し適切なアドバイスと治療を受けてください。
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