ネイルトラブル~症状と注意点
爪の磨き過ぎ注意!爪が痛い
爪磨きをセルフで行う際に多いトラブルで、爪表面の削りすぎが原因で爪が薄くなり傷みを感じることがあります。
爪磨きの際、始めに粗目のファイルで凹凸をなくし細かい目のファイルで磨いて仕上げますが、爪表面の縦筋(凹凸)が気になり粗めのファイルで強めにファイリングしてしまいがち。
過度な削りすぎは爪が薄くなり爪が割れやすくなったり痛みを感じる場合があります。
爪の厚さは個人差がありますが、もともと爪が薄い方は特に要注意。
対処
粗めのファイルを使用する際は、爪の厚さにも意識して少しずつ軽めにファイリングを心がけるようにしましょう。
乾燥が大敵!ささくれ
どうしても「ささくれ」が気になって手でむしり取ってしまい結果血を出してしまった…なんて経験をした方もいるかと思います。
「ささくれ」は主に皮膚の乾燥により起きやすくなります。
対処
乾燥が激しい場合はネイルオイルで爪周りを保湿したり、手を洗った後はハンドクリームでケアする等、とにかく日頃から指先の保湿ケアが大切です。
無理に引っぱたりすると傷をつくり、その傷から雑菌なども入りやすくなってしまいます。
※これくらいでサロンに行ってられない!という方が大半と思いますが、できればネイルサロンで適切なカットをしてもらうのが望ましいです。
※セルフケアする場合には、小さなハサミで周囲の他の皮膚を切らないよう注意して「ささくれ」の部分だけを丁寧にカット。(自己責任で行ってください)
カット後に「ささくれ」になっている部分と皮膚との段差や引っ掛かりがあるような場合には絆創膏などで保護してあげるといいと思います。
爪切りを使用した際に爪が割れる
一般的にセルフケアでは伸びた爪を爪切を使用してカットする方が多いと思いますが、いきなり爪先端の中心からカットすると周りが欠けたり割れやすく二枚爪の原因にもなってしまします。
対処
爪切りを使用する際は爪の両サイド側から少しずつカットしていきましょう。
できればネイルファイルで削って長さを調整するほうが爪への負担を軽減できるのでおすすめ。
その際には必ずファイルを一定方向に動かして削るようにしてください。
ネイルケア用品は一般に市販されている物も多く自己ケアできる便利さもありますが、用具の使い方を知らずに使用するのは危険です。ケアするつもりで二次トラブルを引き起こしてしまわないよう必ず説明注意書きを読んで正しく使用してください。
よくある身近なトラブルの例を挙げましたが、何かしらのネイルトラブル症状が現れた場合は放っておかずに早めに専門医に相談し適切な治療を受けてください。